【4180】AppierGroup（エイピアグループ）

この前、久しぶりに良さそうな日本株を見つけましたので取り上げます。

それは、2021年3月30日に、東証マザーズに上場したAppier Group（エイピアグループ）です。

今日は、Appier Group（エイピアグループ）の概要と、Appier Group（エイピアグループ）の株価が今後伸びると思う理由についてお話しします。

【4180】AppierGroup（エイピアグループ）とは
AppierGroup（エイピアグループ）の株価が今後伸びると思う理由
最後に

【4180】AppierGroup（エイピアグループ）とは

Appier Group（エイピアグループ）は、2012年に台湾で設立されたAppier（エイピア）の持株会社です。
2021年3月30日、東証マザーズ上場。

Appier（エイピア）は、最先端のAI技術によって、マーケティングとセールスの領域において、企業の持つデータが真の価値を発揮することを可能にするAIプラットフォームを提供している会社です。

Appier（エイピア）のプロダクトは次の4つです。

1・AIDEAL：ウェブ接客ツール

購買意欲を予測してキャンペーン効果を最大化、狙いを定めたクーポン配布でコストを最適化、マーケティングROIを最大化して売上の促進、を特徴としています。

2・AIQUA：カスタマーエンゲージメントツール

AIQUAは、あらゆるマーケティングチャネルでの顧客エンゲージメントを向上させるマーケティングオートメーションプラットフォームです。
オムニチャンネルエンゲージメント、AIベースのリコメンデーション、カスタマージャーニーの自動化、A /Bテストと多変量テストの実施、カスタムアルゴリズムとシナリオ、オーディエンスのセグメンテーション、豊富なクリエイティブを、特徴としています。

3・AIXON：データサイエンスプラットフォーム

AIXONは、AIモデルによって既存の顧客データを統合・強化し、オーディエンスの包括的な把握や行動予測を可能にするデータサイエンスプラットフォームです。

4・CROSSX：アドリソリューション

CrossXは、ROIを予測しながら、高いLTVユーザーを広範囲で獲得できる広告プラットフォームです。

うーむ、理解するのがなかなか難しいですが、人工知能の高度な予測機能を提供することで、企業のデータ主導の意思決定を可能にするようです。

Appier Group（エイピアグループ）のCEOであるチハン・ユーは、スタンフォード大学でAIの修士号を取得、ハーバード大学でAIの博士号を取得しており、ハーバード大学在籍中に、AIを通じて世界にインパクトを与える貢献をしようと、Appier（エイピア）を創業したそうです。

Appier（エイピア）は、エンジニアの約70%がAIかビックデータの博士号か修士号を取得しており、高い技術力があります。

Appier（エイピア）は、Googleの広告プラットフォームとデータ連携をしており、15カ国で事業を展開しています。
世界で800以上の企業がAppier（エイピア）導入。
ベネッセコーポレーション、ピザハット（台湾）、ヒトサラ、香港エクスプレス航空、ミニッツメイド、アウディなどが顧客です。

業績は、まだ赤字です。
しかし、売上高は、2018年6,291、2019年7,219、2020年8,970（単位は百万円）と順調に伸びています。