最近何かと話題の仮想空間「メタバース」。
メタバースは、「モバイルインターネットの後継者」とも言われており、期待感が高まっています。
↓メタバースについてはこちらの記事参照
今日は、米国株で将来性のある有望なメタバース銘柄について調べてみました。
なお順番は適当です。
それではどうぞ。
【MVRS】メタ・プラットフォーム(旧【FB】フェイスブック)
まずは、マーク・ザッカーバーグCEOが率いるメタ(旧フェイスブック。2021年12月1日からティッカー変更予定)。
2021年10月25日、第3四半期の決算発表の中で、仮想空間「メタバース」の構築に、今年だけで少なくとも100億ドル(約1兆1,400億円)の費用をかけると発表。
しかも、今後数年間でさらに増加する可能性が高いとのこと。
すさまじい額ですね。
社名をメタに変更するほど、メタバースへ注力しています。
吉と出るのか凶と出るのか今後の動向が気になります。
成功すれば大化けするかもしれません。
【RBLX】ロブロックス・コーポレーション
ロブロックスは、オンラインゲーム・プラットフォームの運営とゲーム制作システムを開発する会社です。
ロブロックスのサービスは、遊ぶだけでなく、自分でゲームを作れるのが特徴で、ゲーム版YouTube とも言われています。
仮想空間メタバースの実現に最も近い会社の1つとも言われており、注目すべき銘柄です。
↓ロブロックスについてはこちらの記事参照
【U】ユニティ・ソフトウェア
ユニティは、双方向のリアルタイム3Dコンテンツの制作・運用のためのプラットフォームを開発するリーディングカンパニーです。
世界のモバイルゲームの多くがユニティのソフトウェアを使用しています。
そして、ユニティは、モバイルゲームだけでなく、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)にも使用されるプラットフォームもあるため、メタバースの開発で大きな利益を上げる可能性があります。
【MSFT】マイクロソフト
皆さんおなじみのマイクロソフト。
マイクロソフトのCEOナデラは、メタバースに本格的に取り組むことを示しました。
また、2021年11月2日、マイクロソフトは、アバターでWeb会議ツールである「Microsoft Teams」に参加する「Mesh for Teams」を発表。
いやー、マイクロソフトは、本当に手広くいろんな事業に手を出していますね。
さすがです。
今後の動向が気になります。
【NVDA】エヌビディア・コーポレーション
ビデオゲーム用チップメーカー最大手のエヌビディア。
エヌビディアは、ゲーム機用グラフィックカード以外の分野の進出を模索しており、人工知能(AI)や、仮想空間を作り出すソフトウエアプラットフォーム「オムニバス」も手がけています。
また、ソフトバンクから半導体設計会社であるアームを買収しようとしており(ソフトバンクと買収の合意をしたものの、イギリス、アメリカ、EUなどの当局の承認が必要)、成功すれば、スマートフォンを含む様々な機器の半導体設計を手に入ります。
これらは、メタバース構築のインフラに必要なものです。
なお、メタバースが意識されたのか、最近エヌビディアの株価はかなり上昇しています。
Bloombergによると、個人投資家がエヌビディアに注目しているとのこと。
エヌビディアの勢い半端ないです。
メタバースのETFもある
メタバースのETFもあります。
それは、2021年6月30日設定日の、【META】ラウンドヒル・ボール・メタバースETF(Roundhill Ball Metaverse ETF)です。
経費率0.75%。
しかしながら、2021年11月8日現在、SBI証券、楽天証券、マネックス証券では取扱をしていないみたいです。
最後に
どの会社がメタバースを実現するのか今後が楽しみですね。
メタバースにオールインしているメタ(旧フェイスブック)が資金面では1番有利なのかな。
あと、個人的には、メタバース構築のインフラという点から、エヌビディアも気になってます。
ゴールドラッシュのときに儲けたのは、金を掘っていた人ではなく、ショベルやテントを売っていた人だったと言いますので。
まあ、ユニティ・ソフトウェアもメタバース構築の支援という点ではこれに当てはまるか。
今後のメタバースの動向に目が離せません。
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