将来有望視されている3Dプリンター。
2013年くらいにもてはやされて、3Dプリンター銘柄は株価がバブル状態でした。
バブルがはじけて、当時ほど3Dプリンターの話を聞かなくなりました。
将来、3Dプリンターが製造の主流になることは間違いないと思うので、再び注目される前に株を仕込むチャンスです。
Wohlers Associatesによると、2021年の3Dプリンターの市場規模は、2012年の9倍増となる180億ドルで、2029年には1,180億ドルに達するとのことです。
すさまじい勢い。
3Dプリンターは、テンバガーの可能性もあるかもしれないですね。
今日は、アメリカ株で有望な3Dプリンターの株を調べてみました。
3Dプリンターとは
まず、3Dプリンターについて説明します。
Canonによると、
3Dプリンターとは、3D CADや3D CGなどの3次元ソフトウェアで作成された3次元データを元に断面形状を積層し、立体造形することができる機器を総称したものです。
一般的にプリンターと呼ばれる機器は、紙などの平面にインクを吐出し、文字や図を印刷するものですが、3Dプリンターは、液体樹脂に光を当てながら少しずつ硬化させたり、一定の温度で熱溶解させた樹脂を積み重ねたり、粉末状の材料に高出力レーザーを照射し焼結させたりと、さまざまな技法で材料を積み上げて立体物を成形していきます。
とのことです。
製造業が大きく変わる予感ですね。
ねこ太郎が選ぶ将来有望な3Dプリンターのアメリカ株
3Dプリンターの老舗を言われる【SSYS】ストラタシスと、【DDD】スリーディー・システムズは売上高が減少傾向なので微妙そう。
後発企業に追い抜かれると予想。
そのため除外です。
【DM】Desktop Metal(デスクトップ・メタル)
ねこ太郎が1番気になっている企業です。
2015年にマサチューセッツ工科大学の教授らが設立した金属及びカーボンの3Dプリンターを手がける企業です。
2020年12月にニューヨーク証券取引所に上場しました。
オフィスなどの小規模なスペースでも使えるデスクトップサイズの低コスト金属3Dプリンターに強みがあります。
低コストとスピードを兼ね備えており、樹脂ではなく金属なので用途も広いです。
既存の金属加工会社にとっては脅威ですね。
製造の世界が激変する可能性があります。
2021年1月、3DプリンターメーカーであるEnvision TECの買収を発表。
この買収により、グローバル販売網は2倍以上に拡大し、地理的な販売能力は世界68ヵ国に拡大。
Envision TECの技術とデスクトップ・メタルの技術を組み合わせ、生産性を拡大することができるようです。
ただし、最大の問題が。
それは、3月21日現在、SBI証券での取り扱いがありません。
この前、SBI証券に取り扱いのリクエストをしました。
(※2021年11月28日追記 SBI証券もデスクトップ・メタルの取扱を開始しているようです)
マネックス証券では取り扱いがあるみたいです。
マネックス証券の口座を作ろうかな〜
↓デスクトップ・メタルについてはこちらの記事参照
Markforged(マークフォージド)
私が、デスクトップ・メタルと同じくらい気になっている企業です。
現在会長を務めるGreg Markによって2013年に設立されました。
2021年2月、夏頃にMKFGのティッカーシンボルでニューヨーク証券取引所に上場すると発表。
(※2021年11月28日追記 2021年7月上場)
Markforgedは、樹脂より強度が高く用途の広いカーボンに特化していたが、今ではカーボンと金属を使用する3Dプリンターを製造しています。
デスクトップ・メタルと競合ですね。
Markforgedは、2018年のフォーブスの「次世代スタートアップ企業(Next billion-dollar startups)」に選出されていました。
トヨタも採用の3Dプリンターメーカーです。
これはすごそうですね。
上場したら買いたい。
SBI証券の取り扱いを切に希望です。
(※2021年11月28日追記 SBI証券もマークフォージドの取扱を開始しているようです)
Carbon(カーボン)
高速光造形3Dプリンターの技術を持つ会社です。
DLSプロセスと呼ばれる独自の造形技術は、光と酸素のバランスを保ちながら、素早く造形物を作り出すことができます。
アディダスがこのカーボンと協業し、3Dプリンター製シューズを発売して話題になりました。
今のところ上場の予定はないみたい。
【NNDM】Nano Dimension(ナノ・ディメンジョン)
イスラエルに本社があり、NASDAQに上場しています。
ニッチな領域である多層回路基板の印刷を行う3Dプリンターの開発・製造しています。
キャシー・ウッド率いるアメリカの投資会社ARKが大量に株を購入しているみたいです。
ただし、問題が。
なんとこの銘柄も3月21日現在、SBI証券の取り扱いなし。
(※2021年11月28日追記 SBI証券もナノ・ディメンジョンの取扱を開始しているようです)
マネックス証券はあるみたい。
ちょっとSBI証券は、3Dプリンターに弱すぎじゃないですか。
最後に〜マネックス証券いいかも〜
うーむ、これはマネックス証券の口座開設を本格的に検討せざるを得なくなりましたね。
マネックス証券の米国株取引の取次先(現地ブローカー)が、Trade Station Securities,Incである点もいいですね。
SBI証券、楽天証券、DMM.com証券の現地ブローカーが、Interactive Brokersなので、システム障害などがあった際のリスク分散にもなります。
2020年12月7日深夜から8日未明にかけて、SBI証券、楽天証券、DMM.com証券の3社でアメリカ株の取引ができない状態になりましたが、現地ブローカーのシステム障害が原因だったみたいです。
今、私の中でマネックス証券の評価がめっちゃ上がっています。
ではでは、今日はこの辺で!
※2021年4月5日、私もマネックス証券の口座を開設しました。
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