【SSI証券口座開設編②】公証役場とベトナム大使館に行ってみた【体験談】

ベトナム株

現在、ベトナム現地証券会社であるSSI証券(サイゴン証券)の口座を開設手続き中なのですが、必要書類に苦戦しています。

↓前回のSSI証券口座開設編①の記事はこちら

【SSI証券口座開設編①】ベトナム現地証券口座の開設を検討中
この前知ったのですが、日本在住の人がベトナムに直接行かなくても、郵送でベトナム現地の証券口座を開設できるみたいです。今までベトナム株をSBI証券で取引していて、手数料が高いのが気になっていたので、この情報は衝撃でした。そのベトナムの証券会社とは、SSI証券(サイゴン証券)です。

苦戦中なのは、SSI証券(サイゴン証券)口座開設に伴う、海外間接投資用口座としてのBIDV銀行の口座開設書類

その書類のうち、1_PROPOSAL CUM CONTRACT OF CUSTOMER INFORMATION AND ACCOUNT SERVICE REGISTRATION(1通)-海外間接投資用口座開設契約書の4ページ目の欄には、署名の公証が必要とのことなのですが、公証がよくわかりませんでした

公証のため公証役場とベトナム大使館に行ってきました

署名の公証についてSSI証券の担当者の案内

まず、SSI証券の担当者から送られてきた、1_PROPOSAL CUM CONTRACT OF CUSTOMER INFORMATION AND ACCOUNT SERVICE REGISTRATION(1通)-海外間接投資用口座開設契約書の署名の公証について、ワードで作成された説明文がこちら。

SSI証券の海外間接投資用口座開設契約書の署名の公証に関する説明書類

この文を読んで、私は、ふむふむ、ベトナム大使館にこの書類を持って行って、この欄にサインすればいいのかと思いました
でも、ベトナム大使館でサインする前に外務省の公証ってどういうことなのだろうか。
ベトナム大使館でサインするなら、外務省の公証って一体何をするのだろうか。

SSI証券の担当者にメールで、外務省の公証について質問したのですが、よくわからないようでした。

公証役場に行ってみた

ベトナム大使館のホームページに、「署名認証」の必要書類に「日本外務省の印が押してある書類原本(公証役場で取得)」って書いてあったので、一度、都内の職場近くの公証役場へ相談に行ってみました。

ねこ太郎「すいません、署名の公証について相談したいのですが」

公証役場「はい、なんでしょう」

ねこ太郎「この書類に外務省の公証が必要なのですが、どのような手続きになりますか?」

公証役場「公証役場で外務省の公証も対応可能。公証役場で書類にサインする必要がある。だいたい1時間くらいあれば大丈夫。料金は外国語だと11,500円。事前に予約必須。」

ベトナム大使館に行ってサインするものだと思っていた私は、書類を見せながら「えっ、この欄にはベトナム大使館でサインする必要があるそうなのですが、公証役場ではどこにサインしたらいいのですか?」

公証役場「サインする場所はあなたが指定するもの。こちらでは何とも言えない。」

アポなしで訪問したためか、対応が冷たいように感じました。

ベトナム大使館に行ってみた

公証役場に行った同日、ベトナム大使館にも行ってきました。

ネット上で、モンゴルの銀行口座開設のため、モンゴル大使館(領事館だったかも)に口座開設書類を持って行って、その場でサインし公証してもらったとの記事がありましたので、ひょっとして銀行口座の開設書類に公証役場の公証って不要なんじゃないのかと思いながら。

はじめての大使館で緊張しながら行くと、立派な建物があり、その敷地内に事務を行う簡素な建物がありました。

中には、20人くらいの人がいて、順番を待っていました。ベトナム人らしき人が7、8割くらいか。

自分の番になり、窓口に行くと、若干怖そうなベトナム大使館の人がいました。

書類を見せながら日本語で、

ねこ太郎「ここにサインするので公証して欲しいのですが」

すると、日本語で、

ベトナム大使館の人「あなたのサイン?私のサイン?」

と返ってきました。

ねこ太郎「私です。」

ベトナム大使館の人「日本人ですよね?日本人は普通はここでサインしない。ベトナム人が対象。日本人は、公証役場でサインし公証されたものをこちらで公証する流れだ。」

ねこ太郎「えっ、、、そうなの。(企業間の契約書とかじゃなくて)銀行の口座開設書類だけど、ここでサインするのダメですか?」

ベトナム大使館の人「ダメ。」

とのことだったので、署名の公証をあきらめ、もう一つのベトナム大使館で入手する必要がある書類のパスポートの公証2部を入手し(一部5,000円。計10,000円)帰りました。

上記の公証役場とベトナム大使館に行ってみたことから、
どうも、1_PROPOSAL CUM CONTRACT OF CUSTOMER INFORMATION AND ACCOUNT SERVICE REGISTRATION(1通)-海外間接投資用口座開設契約書4ページ目の欄の署名は、

ベトナム大使館でサインするのではなく、公証役場に行ってサインし外務省の印をもらってから、さらにベトナム大使館で公証してもらう流れみたい

公証なしでSSI証券に送ってみた

ネット上で、2年くらい前の記事ですが、署名の公証なしで口座開設できたようだったので、ダメ元で一度SSI証券に書類を送ってみました。

東南アジアはゆるい国のイメージがあったので、署名の公証なしでもいけるのではないかと期待を持ちながら笑

郵便局からEMSで発送。料金1,400円。4日で着きました。

宛先(To)
SSI-Head Office
72 Nguyen Hue, Ben Nghe ward, District 1 , Ho Chi Minh City , Vietnam

すると、、、、

ダメでした。

SSI証券の担当者から、上記書類について署名の公証が必要だとのメールが。

最近、ベトナムでは外国人の銀行口座の開設が厳しくなっているみたいですので、その影響でしょうか。

メールの添付書類に、2週間ほど前に実際に口座を開設した人の署名の公証の書類がありました
名前等の個人情報は黒塗りされていました。

なるほど、こんな感じか。わかりやすい。
なぜこの書類をはじめに送らないのか笑

今までの苦労が。

最後に

こんな感じでSSI証券の口座開設にまだ苦戦中です笑

今度また公証役場とベトナム大使館に行ってきます。

続きを乞うご期待

↓続きはこちら

【SSI証券口座開設編③】再び公証役場とベトナム大使館に行ってみた〜公証完了〜【体験談】
ベトナム現地証券会社であるSSI証券(サイゴン証券)の口座を開設するため、再び公証役場とベトナム大使館に行ってきました。SSI証券(サイゴン証券)口座開設に伴う、海外間接投資用口座としてのBIDV銀行の口座開設書類の1つに署名の公証が必要なためです。公証役場とベトナム大使館での手続きの流れをお話しします。

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