この前知ったのですが、日本在住の人がベトナムに直接行かなくても、郵送でベトナム現地の証券口座を開設できるみたいです。
いやー、知らなかった。
今までベトナム株をSBI証券で取引していて、手数料が高いのが気になっていたので、この情報は衝撃でした。
そのベトナムの証券会社とは、SSI証券(サイゴン証券)です。
今日は、SSI証券(サイゴン証券)口座の開設を検討している理由と、口座開設にあたっての懸念事項についてお話しします。
SSI証券(サイゴン証券)口座の開設を検討している理由
私が、SSI証券(サイゴン証券)口座の開設を検討している理由は次のとおりです。
SBI証券と比べての手数料がかなり低い
まず、SBI証券の手数料は、
・売買手数料:約定代金の2%(最低手数料あり。税込1,320,000ベトナムドン(円換算で約6,000円))
・保管手数料:なし
・口座管理費:なし
・為替手数料(円→ベトナムドン):約4%
です。
手数料高いですね〜
次に、SSI証券(サイゴン証券)の手数料は、
・売買手数料:約定代金の0.25%
・保管手数料:持ち株数×0.024円(年)
・口座管理費:なし(ただし、SSI証券(サイゴン証券)口座開設に伴う、海外間接投資用口座(BIDV銀行)の口座管理費が年に125円)
・為替手数料(円→ベトナムドン):海外間接投資用口座(BIDV銀行)への送金手数料がかかり、送金方法による。ネット情報では、安い方法で約2%くらいか?。今後検証していきたいと思います。
です。
売買手数料は圧倒的にSSI証券(サイゴン証券)が安いですね。
あと、SSI証券(サイゴン証券)だと、最低手数料がないところがめっちゃいいですね。
SBI証券だと、約28万円くらいの金額を投資しないと、最低手数料が適用されてしまいます。
無償増資や有償増資に対応
ベトナムでは、株主還元として不定期に無償増資や有償増資を実施することが多いのですが、無償増資の場合、SBI証券だと、銘柄によっては、増えた株数が売却扱いされ、現金化されることがあります。
また、SBI証券だと有償増資にも対応していないので、申し込みができません。
ベトナム株の醍醐味である無償増資や有償増資に対応できないのは、ベトナム株の魅力が半減すると言っても過言ではありません。
ベトナム現地証券会社だと、無償増資や有償増資にバッチリ対応です。
ベトナム大手証券会社で信用性が高い
SSI証券(サイゴン証券)は、ベトナムでシェア1位の最大手の証券会社です。
また、大和証券が出資しているためか、ホームページも日本語にも対応しているので、連絡が取りやすいです。
SSI証券(サイゴン証券)の口座開設にあたっての懸念事項
SSI証券(サイゴン証券)の口座開設を検討していますが、懸念事項は以下のとおりです。
言語
SSI証券(サイゴン証券)が日本語に対応していると言っても、ちゃんと日本語が通じるのか不安です。
何かトラブルがあったときが怖い。
口座開設の問い合わせをしたところ、若干カタコトの日本語のメールで、よくわからないところがありました笑
必要書類の難易度が高い
ベトナムでは、上場株式の取引と資金が別れて管理されており、上場株を管理する証券取引口座と、配当を受け取り、株式取引の決済をする海外間接投資用口座の開設が必要です。
SSI証券(サイゴン証券)のホームページから口座開設希望のメールを送り、パスポート情報等を伝えると、SSI証券(サイゴン証券)と海外間接投資用口座としてBIDV銀行の口座開設書類のデータがメールで送られてきます。
必要書類としては、
・SSI証券(サイゴン証券)関係の書類
1. Securities trading code application (1通) -外国人の証券取引コードの申請書
2. Power of Attorney (1通)- 取引コードの申し込み委任書
3. Application and Securities Services Agreement (2通)-証券口座開設契約書
4. Tariff for investor (1通)-手数料合意書
5. E-trading registration-form (1通)- ウェップトレーディングサービス申込書
6. SSIのPOA(1部)
・BIDV銀行の海外間接投資用口座の書類
1_PROPOSAL CUM CONTRACT OF CUSTOMER INFORMATION AND ACCOUNT SERVICE REGISTRATION(1通)-海外間接投資用口座開設契約書
2_AUTHORIZED TRANSACTIONS FROM THE ACCOUNT (1通)
3_COMMITMENT(1通)
4_DOCUMENTS TRANSANTION AUTHORIZATION LETTER (1通)-書類の取引委任書
です。
これらの書類にサインをするだけなのですが、
SSI証券(サイゴン証券)の担当者によると、
BIDV銀行の海外間接投資用口座の書類の1_PROPOSAL CUM CONTRACT OF CUSTOMER INFORMATION AND ACCOUNT SERVICE REGISTRATION-海外間接投資用口座開設契約書は、
ベトナム大使館に持って行って署名の認証が必要みたい。
しかも、この書類をベトナム大使館に持って行く前に、外務省に公証してもらわないといけないそうです。
外務省の公証って何ぞ?ってところから調べなくてはなりません。
ネットで調べてもよくわからなかったです。
しかも、外務省本省の窓口がコロナの関係で閉鎖されてて郵送対応のみになってるし、、、
書類見せながら相談できないじゃん。
ベトナム大使館のホームページをみると、「署名認証」の必要書類に「日本外務省の印が押してある書類原本(公証役場で取得)」って書いてあるけど、これのことなのだろうか。
いったいどんな書類なのだろうか。
とりあえず、今度公証役場に行って相談してみようかな〜
あと、口座開設の添付書類として、ベトナム大使館で取得するパスポートの公証が2部必要とのこと。
ベトナム大使館に行くの緊張する〜笑
今まで大使館なんて行ったことがないし。
入金・出金
海外間接投資用口座(BIDV銀行)への入金は、日本の銀行経由の海外送金だとめちゃくちゃ手数料が高いみたい。
銀行じゃなく最近話題のWise(旧TransferWise)を使って送金するのがいいかも。
今後の検討課題です。
出金についても調べないと。
株の注文方法
SSI証券(サイゴン証券)から送られてきた資料には、オンラインかメールで株の注文ができると書いてあります。
でも、ネット上のとあるブログには、オンラインでの株の注文ができず、メールで注文を行う必要がありとの記述がありました。
どっちが正しいのか。
さすがに今の時代にオンライン注文ができないことはないと思いますが。
確定申告の作業が面倒になる
海外証券口座は、特定口座ではないので、確定申告の作業が面倒になります。
ベトナムは、CRS(金融口座情報の交換制度)に加入していないから、無申告でも国税にバレないかも笑
まあ、私は小心者なのでキチンと確定申告する予定です。
最後に
上記のとおり、現在、SSI証券(サイゴン証券)の口座開設が難航しています。
必要書類の公証がよくわからん笑
海外の証券口座開設に必要な公証の手続きを請け負う行政書士もいるみたいです。
でも、私は無駄なお金を払いたくないので頼むつもりはありません。
今後、SSI証券(サイゴン証券)の口座開設の続きの記事を書く予定なので乞うご期待笑
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