2022年4月28日、ストリーミング端末とテレビストリーミングプラットフォームを提供しているロクが2022年1Q決算を発表しました。
決算発表後、ロクの株価は上昇に。
最近は決算の度に株価が爆下げしていたので、明るい兆しです。
ついに株価が底打ちしたのか?
今日は、ロクの2022年1Q決算の内容を詳しく見ていきたいと思います。
↓前回の決算はこちらの記事参照
2022年1Q決算の内容(2022年4月28日)
2022年4月29日朝(日本時間。28日のアメリカ市場が閉まった後)、ロクは2022年1Q決算を発表しました。
内容はこちら。
主な点は以下のとおりです。
・1株あたりの利益・・・-0.19ドル(アナリスト予想−0.21ドル)
・収益・・・7億3,370万ドル(アナリスト予想7億2,080万ドル)
・アクティブアカウント数・・・6,130万(アナリスト予想6,150万)
アクティブアカウント数は、アナリスト予想をわずかに下回ったものの、1株あたりの利益と収益は、アナリスト予想を上回りました。
そこそこ健闘していると言えますね。
ネットフリックスの成長の減速を受けた株価の大暴落などにより、ロクの決算ミスも懸念されていたのでドキドキしていましたが、今回の比較的堅調な業績で少し安心しました。
ロクの成長はまだまだ続きます。
ロク株の今後の見通し〜ガイダンス〜
決算における今後の見通しについて、見ていきたいと思います(Deepl翻訳)。
当社は、厳しい事業環境の中で堅実な業績をあげており、今後もインフレ圧力、地政学的対立、サプライ チェーンの混乱など、マクロの逆風を乗り越えていくものと考えています。短期的には、これらの混乱が引き続きプレーヤーの売上総利益率や業界全体のテレビ販売台数を圧迫し、特定の垂直市場における広告費の削減や遅延を引き起こす可能性があるとみています。これらの短期的な逆風は、TVストリーミングへの長期的な移行やTV OSの統合に伴う長期的な機会に比べれば些細なものであると考えています。当社は、消費者、コンテンツ所有者、広告主に提供する膨大な価値が、当四半期および通年での当社の成長を牽引し続けると確信しています。
第2四半期の純売上高は、前年同期比約25%増の8億500万米ドルを見込んでいます。総利益は約3億9,500万ドル、調整後EBITDAはブレークイーブンになると予想しています。通期では、純売上高が前年比35%増になると引き続き予想しています。
ロシアのウクライナ侵攻という新たな逆風があっても、収益が前年比35%増という通年の見通しは維持しています。
これは非常に力強いものと言えるのではないでしょうか。
利上げ等の要因で外部環境は最悪ですが、今後の株価に期待が持てますね。
株価が底打ちしたのではないかと勝手に期待しています。
決算を受けての株価の推移
決算発表後の株価の推移はこちら。
株価が約91ドルだったのが、一時100ドルを突破。
結局この日は、アマゾンの決算発表を受けての大暴落など、ナスダック総合指数が約536ドルも下げて、ほとんどの企業の株価が大きく下げましたが、ロクはかろうじてプラスを維持しました(終値92.90ドル。前日比+1.39%)。
この地合いの中、よく耐えたと言えます。
私の今後の方針
ロク株に対する私の今後の方針は、買いの継続。
引き続き毎月徐々に買い増していきます。
ロクにはまだまだ大きな成長の余地があります。
今回の決算カンファレンスコールでも言及がありましたが、アメリカでは、視聴者がテレビ視聴時間の46%をストリーミングに費やしてますが、広告主がテレビ広告予算のわずか18%をストリーミングに費やしています。
いずれはすべてのテレビとテレビ広告がストリーミングになるため、この両方が100%になる予定とのこと。
ロクがTV OSの統合で勝ち残れば途方もない利益を得ることができます。
利上げ等の要因により、現在はハイテクグロース株にとって大逆風の状況で、リスクは高いかもしれませんが、将来的にはリターンがかなりのものになると思っております。
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