最近、トルコリラがすごいことになっています。
というのは、トルコリラ通貨が歴史的に下落しています。
はっきり言って異常すぎ。
今日は、なぜこんな事態になっているか、トルコリラ通貨の推移、FXのチャンス?についてお話しします。
なぜこんな事態になっているのか
異常な通貨安の原因は、20年近くトルコを率いるエルドアン大統領です。
※エルドアン大統領
利下げこそ正義と思っているようでして、中央銀行に圧力をかけ続け、意に沿わない中央銀行のトップを何度か解任(過去2年半に3人解任)。
利下げでインフレを抑制するという通説と逆の謎理論を主張しています。
その結果、インフレが加速し、トルコリラの価値がどんどん下落。
歴史的な水準になっています。
トルコリラ通貨の推移
まず、米ドル/トルコリラの推移はこちら。
米ドルに対してめっちゃトルコリラ安が進んでいます。
また、トルコリラ/円でも、10年ほど前は1トルコリラが40〜50円くらいだったのが、2021年12月6日現在、なんと約8.15円。
めっちゃトルコリラが安くなってる!
やばすぎです。
FXのチャンス?
トルコリラの下落は、おそらくエルドアン大統領が在任中は続くと思われます。
在任中に通貨危機が起きるのも十分にあり得るのではないか。
2023年にトルコで総選挙がありますが、インフレで国民が苦労しているため、世論調査ではエルドアン大統領はなかなか厳しい状況とのこと。
まあ、ここまでインフレが進めば当然ですよね。
ここでふと考えたのが、FXのチャンス?到来かもしれないということ。
というのは、選挙で野党が勝って大統領が代われば(もしくは、選挙前にほぼ野党の勝ちが見込まれれば)、そこでトルコリラの異常な通貨安が止まり、徐々に修正されるのでないか。
つまり、タイミングよく、米ドル/トルコリラを売りポジションか、トルコリラ/円を買いポジションしていれば、爆益のチャンスかも。
千載一遇の好機か。
いや、やはりトルコリラは不安定なのでリスクが高く危険か。
エルドアン大統領によってトルコ経済が弱りすぎて手遅れになり、エルドアン大統領が退いても通貨安が続く展開もあるかもしれません。
財政赤字も進んでいますし。
高レバレッジだと身を滅ぼす恐れがあるかも。
完全にFXの上級者向けですね。
なお、私はやめときます笑
投資は自己責任で!
コメント