ベトナム現地証券会社であるSSI証券の口座を開設した後は、BIDV銀行口座へ海外送金です。
※SSI証券で取引を行うには、海外間接投資用口座(IICA)としてのBIDV銀行の口座が必要。BIDV銀行口座に入金するとSSI証券口座に入金額が自動的に反映される。
海外送金って1回も経験したことない人も多く、やり方が分からず不安ですよね。
私もこの前まで、海外送金は経験したことがありませんでした(入金は経験あったけど)。
今回、楽天銀行を使って、ベトナムへ海外送金したのですが、操作方法や入力方法などいろいろ苦戦したので、注意点など共有したいと思います。
今日は、楽天銀行を使って、ベトナムのBIDV銀行へ海外送金するやり方を画像を使って分かりやすく解説します。
楽天銀行で海外送金をする前に必要なこと
まず、前提として、楽天銀行で海外送金をする前に必要なことが、次の2つです。
楽天銀行の口座開設
当たり前ですが、楽天銀行の口座がないと海外送金はできません。
なお、口座開設の申し込みから完了まで、約1〜2週間くらいかかります。
海外送金の申込をする
楽天銀行の口座を開設した後は、海外送金の申込が必要です。
手順は次のとおりです。
※PCサイトからしかできません。スマホだとPCサイトに切り替えが必要。
1・口座にログイン
2・「海外送金」をクリック
3・「新規お申込」をクリック
4・「楽天銀行海外送金規定」への同意を行い、必要事項、暗証番号を入力
5・「海外送金のお申込を受付いたしました」というメッセージが表示されると申込が完了
その後、申込から1〜10日程度で海外送金の審査・登録完了のお知らせがメッセージボックスに届きます。
これで楽天銀行で海外送金をする準備は完了です。
楽天銀行でベトナムのBIDV銀行の海外間接投資用口座(IICA)へ海外送金をする方法
上記の海外送金をする準備が整いましたら、いよいよ本題の海外送金です。
手順は以下のとおりです。
1・ログインした後「海外送金」をクリック
2・「送金する」をクリック
ここから、大きく分けて、「受取人の登録」と「送金内容入力」が必要になります。
受取人の登録
まず、送金内容入力をする前に、初めて海外送金する際には、受取人を登録しなくてはなりません。
登録には、受取人の住所、受取銀行情報・口座情報が必要で、また、同一の受取人宛の送金でも、受取通貨が異なる場合は、それぞれ登録が必要です。
つまり、米ドルで送る際と、円で送る際は、受取人が同じでも、それぞれ登録が必要になるということになりますね。
手順は以下のとおりです。
1・「受取人を登録する」をクリック
2・「受取人の口座名義」、「受取銀行が所在する国名・所在地」、「通貨」を入力し、「次へ」をクリック
今回は、ベトナムへ円送金をする場合の画像です。
※BIDV銀行の投資用口座は、ベトナムドンだけでなく、円、米ドル、香港ドルに対応。
※ベトナムドン以外のときは、着金したときに、自動的にその時の為替レートでベトナムドンに両替される。
3・「受取人住所」を入力し、「次へ」をクリック
4・受取銀行情報を入力し、「次へ」をクリック
次に、受取銀行情報を入力するのですが、ここで注意点があります。
下の画像の1番上に「入力方法選択」があり、「銀行情報から検索して、検索結果から選択する」と「直接入力する」の2つがあるのですが、「直接入力する」を選択しましよう。
というのは、BIDV銀行の海外間接投資用口座(IICA)が普通の口座でなく特殊なのか、「銀行情報から検索して、検索結果から選択する」を選択し、必要な情報を入力後、検索しても、見つかりませんでした。
そのため、「直接入力する」を選択し、画面の下の箇所に、次のように入力しましよう。
なお、「口座番号」のところには、「118.17.○○○.○○○」みたいに数字と数字の間にある「.」は入力しないで大丈夫です。
5・「送金情報」を入力し、「次へ」をクリック
すると、最後に確認画面が出てきて、受取人登録の完了です。
送金内容入力
上記の受取人登録ができましたら、後少しです。
次は、送金内容入力です。
「受取人登録名」のところは、上記の受取人登録が完了していると、受取人登録名を入力すると自動で出てくるので、選択します。
私の場合は、ドルと円で2つ登録したので、下記の画面では、2つ表示されています。
ここで、注意点が2つあります。
1つ目は、「送金金額」です。
「送金金額」のところは、手数料は含まれておりません。
今回、便宜上20万円を入力しましたが、この場合、手数料は、送金手数料が750円、海外中継銀行手数料が1,000円、円送金手数料3,000円の計4,750円かかります。
よって、20万円と入力すると、口座に204,750円の残高が必要となります。
2つ目は、「送金目的詳細」です。
「送金目的詳細」のところは、入力必須となっていますが、「Investment 」、「Loan」、「Invest」、「disbursement 」のワードは入力しないようにしましょう。
SSI証券の担当者によると、これらのワードは感性があって、BIDV銀行の規定によって、別の証明の書類が必要になるそうです。
なお、私は、「Deposit 」のワードを用いたら、無事入金できました。
入力が完了したら「次へ」をクリックします。
すると、「取引金額確認」の画面が出てきます。
内容を確認後、ワンタイムキー等を入力して、「実行(送金する)」をクリックすれば、完了です。
最後に〜BIDV銀行の海外間接投資用口座(IICA)への海外送金は楽天銀行が1番良いのかも〜
いかがでしたでしょうか。
意外と簡単ですよね。
この前、海外送金サービスであるWiseを使った、BIDV銀行の海外間接投資用口座(IICA)への送金ができなくなったとの話を聞きました。
これまでは、たまたま入金できていたとのことで、過去にWise経由で入金した資金の日本への送金はできないみたい、、、
楽天銀行を使って海外送金するのが1番良いのかもしれません。
↓米ドルで実際に海外送金してみた話です
コメント
初めまして。私も今楽天銀行からBIDV銀行への海外送金を検討していたのでとても参考になります。一点質問なのですが、受取人情報のところの通貨はベトナムドンではなく日本円でしょうか?
Yさん、初めまして。
今回の画像は、BIDV銀行口座へ日本円の送金をする場合なので、受取人情報のところは日本円となっております。
楽天銀行だとベトナムドンの為替手数料がめっちゃ高いので、、、
なお、この前、米ドルで送金しましたが、約4.3%も手数料がかかってしまいました。
次は日本円で送金してどちらがお得なのか検証しようと思っております。
お返事ありがとうございます。
楽天銀行で日本円からベトナムドンに替えるより、日本円で送ってあちらでベトナムドンに替える方が手数料が安いのですね!
大変参考になります。私も一度その方法で送金してみようと思います。