最近、パランティアテクノロジーズの株価が低迷しています。
↓パランティアテクノロジーズについてはこちらの記事参照
利上げが意識されてハイパーグロース株に逆風が吹いていることもありますが、パランティアテクノロジーズの株が売られている理由の1つとして、言われるのが次のことです。
それは、SPAC(特別目的買収会社)に投資するという戦略への懸念です。
この戦略が持続不可能ではないかと言われています。
今日は、パランティアテクノロジーズのSPAC(特別目的買収会社)投資戦略、投資家としてのアレックス・カープについてお話しします。
パランティアテクノロジーズのSPAC(特別目的買収会社)投資戦略
SPACで上場する企業は、PIPE(Private Investment in Public Equity)と呼ばれる仕組みで資金調達することが多くなっていますが、パランティアテクノロジーズは、これに参加。
具体的には、パランティアのビックデータ解析ソフトウエアの恩恵を受けることができる、SPACで上場する企業へ、パランティアのビックデータ解析ソフトウエアを複数年にわたって使用するという引き換えに、資金を提供しています。
2021年11月のFORTUNEによると、パランティアは、2021年中に約20件の4億ドルを超えるSPAC投資を行なっているとのことです。
今までの投資先は、空飛ぶタクシーを開発しているLilium、ロボット企業のSardis、バイオテクノロジー企業のCelularityなどです。
※Liliumの空飛ぶタクシー
このパランティアのSPAC投資が持続不可能ではないかとして懸念されています。
投資家としてのアレックス・カープ
パランティアの投資は、上記のSPAC投資だけではありません。
Bloombergによると、2021年8月に、金の延べ棒の購入に5,070万ドルを費やしています。
ブラックスワンイベント(確率は低いが発生すれば壊滅的な損害をもたらす事象)に備えようとしているとのこと。
また、暗号資産(仮想通貨)のビットコインを、支払い手段として受け入れることを表明しています。
SPAC投資、金投資、ビットコイン保有、、、、
これってなんか投資会社みたいじゃん笑
パランティアは、ビックデータ解析ソフトウエアの提供を主な事業とした投資会社といったほうがいいかも。
ここでふと思い出したのが、パランティアのCEOアレックス・カープの経歴。
※アレックス・カープ
アレックス・カープは、パランティアのCEOを引き受ける前は、ロンドンを拠点とする資金管理会社キャドモン・グループを設立していました。
祖父から相続した遺産を元手に株式投資して成功したようで、噂を聞きつけた人々が、アレックス・カープにアドバイザリーを依頼するようになり、資産運用会社を設立するほどまでになったとのこと。
よほど資産運用がうまいのでしょうね。
パランティアのSPAC投資、金投資、ビットコイン保有も、投資家としてのアレックス・カープの一手かもしれません。
ファンドにお金を預けた感じで、投資家アレックス・カープに期待してもいいのかも。
パランティアの主な事業のビックデータ解析も優秀ですしね。
最後に
現在、パランティアの株価が低迷していますが、私は引き続きホールドの方針です。
パランティアのビックデータ解析と、投資家アレックス・カープの両方に期待しています。
ではでは今日はこの辺で!
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